こんにちは!
こちら見て頂きありがとうございます!
今回は100万円より重い1000円の話について書かせて頂きます。
お金の価値は変動する
当然ですがお金の価値というものは、いろいろな影響によって変わっていきます。
例えば「場所」で考えると、同じ1万円で同じ物を買おうとしても、物価が違えば買える量が変わります。
他にも「時間」によって同じ1万円でも、その価値は常に上がったり、下がったりしています。
今回考えたいのはそれとは別の「所持金」に対してのお金の価値の変化です。これは自分自身の中で価値が変化するという意味合いです。
わかり易く例えるなら、子供の時の100円と大人になってから100円に感じる感覚は全然違います。その要因の1つが「所持金」の差という部分もあると思います。
ギャンブルにおけるお金の価値
ギャンブルではこの「所持金」での価値が凄くハッキリと出ていた気がします。
財布に5万円以上入っている時は、1万円なんか「ちょっと打ってみるか」という様な何気ない遊び感覚で使っていました。それも負ければ30分以内で無くなりますからね。
逆に財布に1万円しかない時は慎重に台を探して、打っていました。
思い返して異常だったなと思うのが、所持金がないほど燃えてたんですよね。
お金があると負けてもいいやと思ってしまったので。お金がないほどそのスリルを楽しんでいたような気がします。
私も根っからのギャンブラー(病気)だったようです。
ギャンブルでの最も大事なお金
このように、ギャンブルは特に所持金によってお金の価値(意識)が変化する訳ですが、その中で最も価値の高いお金は
「最後の1000円」
です。
ギャンブルをやっている中で、最もどうでもいい、更には最も興奮する1000円がこの「最後の1000円」かと思います。
1万円サンドに突っ込んでいるのであれば、単なる「10」の表示です。
景品交換もせずに、1000円だけ払い戻しにカウンター付近なんて恥ずかしくて行けるか。という感覚もあるかもしれません。
その1000円でなんとか取り返せるかもと思うかもしれません。
ですが、この1000円はその後の人生を左右する程の大きな価値があると考えてください。
所持金0円の先
もし所持金を使い切ってしまうと、その先にあるのは「不安」「苦しい生活」です。
そして次のステップとしては「借金」をする事になります。
そうしなければ生活が成り立たなくて、死んでしまうので当然かと思います。
人から借りたり、消費者金融から借りたり、それも無理なら犯罪にはしる人もいるかもしれません。
財布の最後の1000円はこの様にホールにいる時に軽視している以上に、重たくて、人生を左右させる1000円です。
どんなにムキになってしまっても、どうか最後の1000円だけは悔しいと思いながらも守ってください。
最後に
1000円あれば意外と数日は生きていけるものです。
その間に悔しさを活力に変えて、ギャンブル以外の物へ意識を高めてください。
もし所持金が0円だったなら翌日からすぐに借金して、ギャンブルにリベンジしてしまうと思います。
ただ最後の1000円を守れたなら、そのお金で生活している数日が更生期間と考えて、ただただ目の前の生活と、良いスタートを切る事だけを考える事が出来ます。
ちなみにこれらは全て私の体験談でもありますが、未だにその時の悔しい思い、惨めな気持ちを覚えており、それを糧に今ギャンブルを辞め続けています。
なのであの時の1000円は、将来の100万円の価値を超えるものだったと思っています。
繰り返しになりますが、どんなに悔しくても最後の1000円は将来の100万円だと思って持って帰るようにしましょう。
こちら見て頂きありがとうございました!
それでは!