一生秘密ブログ

20代でギャンブル依存症、借金、自己破産を経験しました。今同じ悩みを持つ方のお役にたてれば幸いです。

ド素人がギャンブル依存症の治療指標を提案してみた件

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こんにちは!

こちら見て頂きありがとうございます!

 

皆さんは「絶対無理だ」と思う事にチャレンジした事はありますでしょうか?

 

例えば「ド素人なのに日本のトップクラスの専門施設に新しい治療指標を提案してみる」とかですかね。

 

「寝言は寝て言え」「うぬぼれるな」と返答は予想できますね。

 

という事で、今回はそれをやってみました。

 

正確には現在進行形ではありますが、今回はド素人がギャンブル依存症の新しい治療指標を提案してみた件について書かせて頂きます。

事の経緯と気付き

最近よく心理学を勉強する中で、

 

「これ面白いな。」

 

と思うものがありました。

 

それは

セルフコンパッション(SC)」

という概念です。

 

これは日本語に直すと「自分に対する思いやり」という意味で、つまりは「ありのままの自分を受け入れる」という意味です。

 

この概念はテキサス大学のクリスティン・ネフ博士とういう方が考案され、最近になってようやく日本でも臨床心理学等の場で研究されてきています。

 

単純に「勉強の先延ばしを防ぐのに有用」というものから「うつの再発防止に有用であった」などの文献まで出てきており、注目され始めています。

 

詳しい内容を書くとかなり長くなるので割愛しますが、このSCは①自分への優しさ、②一般的な人間性、③マインドフルネスという3つの要素によって構成されています。

 

※下記スライドに示します。

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で、これを見た時に思いました。

 

「今受けてるギャンブル依存症の標準治療と同じ発想じゃないか?」

 

そこから、あれやこれやと調べてみました。

SCは絶対使えそう

自分がギャンブルから離れる事ができる様になったのも「現実(自分)を受け入れた」からと考えていたのでまさにコレだ」と思いました。

 

そして今受けている将来のギャンブル依存症標準プログラムの治験内容でも、セルフコンパッションの向上に有用であるといわれる方法が多く含まれていました。

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①自分への優しさ、については若干弱い気はしますが、病気である事の自覚や、医療従事者のフォローによって「自己批判」は減るかと考えました。

 

そして何より、このSCを用いるメリットが、質問票(SCS)によって自分の状態を数値化出来る事です。

 

昔はネフさんの作った外国語版しかなかったようですが、2014年に日本語訳したSCS-Jや、2016年に更に簡素化・改良したSCRI-Jというスケールも出てきています。

 

なのでこれからであれば、新たにスケールを作成する必要はなく、評価ができます。

 

こう考えてからは毎日思います。

 

「気になる・・依存症と関係があるのか。気になる・・。」

 

ただどれだけ探してもSCとギャンブル依存症についての関係性を示した研究はありませんでした。

 

という事で、まだ誰も調べた事がないという事はわかりました。

今後何がしたいか

元々は関係がありそうだな。という所からスタートしましたが全くデータがないので、新しく調べてみるしかありません。

 

個人的には下記の様なデータがあれば今後の治療に活かせるのでは?と考えています。

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まずはそもそも「ギャンブル依存症」の人と「依存症じゃない人」でSC値はちがうのか?という所からです。

 

これで差がなければ「はい、勘違いね」となってしまいますが・・。

 

そして、気になるのがSC値とスリップ移行率についてです。これは絶対関係してると思うんです。(鬱の再発予防に近いかと)

 

もしそれで、スリップ群と非スリップ群の差が出て、カットオフ値の様なものが出せれば、対策も打ちやすくなります。

 

まだ完全な絵空事ではありますが、まとめるとこの様なデータをとれて、かつ前向きな結果が出れば、下記のような利点があると思います。

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かなり病院目線な内容ですが、とにかく証明できれば凄いと思います。

問題発生

じゃあ実際調べてみよう。

 

という事になりますが、ここで当然問題があります。

 

 「1人じゃ何もできない・・。」

 

そうですね。私1人では完全なる無力です。単なる絵空事です。そもそもただの会社員ですからね・・。

 

 

そこで

 

色々と人を巻き込んでやってみました。

ステップ①医療従事者に相談

幸い依存症治療の治験で病院に通っていました。

 

なので、そこで依存症専門看護師さんと、臨床心理士さんに相談をしてみました。

 

「あの調べたんですが、セルフコンパッションとギャンブル依存症治療の関係性とか聞かれたことないですか?」

「データありますか?」

「どう思いますか?」

「どこなら研究してもらえますか?」

 

相当うっとおしかったと思いますが、本当に丁寧に答えてくださいました。

 

「そもそもセルフコンパッションを知らなかった」

「そんなデータは恐らくない」

「確かに瞑想や呼吸法はマインドフルネスに有効だから効果はあるのかも」

「個人じゃ相手にされないから、研究の依頼は難しいだろう」

 

という事でした。

そして、想像通りでした。ただこれでなんとなく状況がわかったので、次の行動を起こしてみました。

※続きは次回書かせて頂きます

ちなみにSCに有効なのは

話は変わりますが、セルフコンパッションを高める方法については既にいくつもわかっておりますので、少しご紹介します。

コンフォートカード

失敗した体験や自分に批判的な状況を暗い色の紙に書き、それに対する優しい言葉や励ましのメッセージをカラフルな色のカードに書いて持ち歩く。

セルフコンパッションフレーズを唱える

SCの3要素に対するフレーズを唱えます。

例えば

①「私は自分に優しく出来る」

②「自分の苦しみは特別ではない」

③「今の私は心に苦しみを感じている」

の様なフレーズです。

架空の優しいキャラを創造する

これはSCを提唱しているネフさんが最も推奨している方法で、

 

自分で自分を励ますのが難しければ、自分の中に架空の優しいキャラを作り、いつでもそばで励ましてくれる想像をする。というものです。

 

 

他にもいくつかありますが、書ききれないので省略します。

 

見てみると、結構依存症治療プログラムで実施している物があります。まだ書いていませんが、最後の依存症治療のセッションで似たようなフレーズを繰り返してみるものもありました。

最後に

かなり長くなってしまったので、続きは次回書かせて頂きます。

 

まだただの仮説にしかすぎませんが、個人的には考えているだけでワクワクします。

 

何がワクワクするかというと、どう考えてもギャンブル依存症の患者が、依存症専門のお医者さんにこんな事を提案しても受け入れてもらえるハズがないんですよね。

 

研究にはお金かかるし、前例無いし。

 

「何言ってんのコイツ?」だと思います。

 

でも新しい事とか、とにかくやってみようって時は活力湧きますし面白いですね。

 

とにかくド素人すぎて間違った事を言っているのかすらわからないので、とりあえずやってみます。

 

という事で次回は、ステップ②「実際にこの話を依存症治療の専門施設にプレゼンしてみた」内容になります。

 

※この記事は後追いで書いているので、実際はもう次のステップは終わっています。 

 

これは、緊張しました・・。

 

こちら見て頂きありがとうございました!

それでは!