一生秘密ブログ

20代でギャンブル依存症、借金、自己破産を経験しました。今同じ悩みを持つ方のお役にたてれば幸いです。

【仮想体験】ギャンブル依存症のグループ治療〜最終回〜

f:id:NICK8000:20180905003054j:plain

こんにちは!

こちら見て頂きありがとうございます!

 

今回で最後のセッションになります。今回のテーマは「まとめ」です

 

過去の自分の書いた内容を振り返った上で、今後起こるであろう様々な状況を想定しておくといった内容です。

 

「ギャンブル依存症治療のため病院に行ってみた件~最終回~」でも書きましたが、今回私は1人で受けました。

 

大変寂しかったので、ネットの中だけでも誰か一緒にやって頂ければ幸いです・・。笑

セッションの初めに

第1回目であなたが作った目標に向けて、準備はどれくらい整ったでしょうか。このプログラムに取り組んだことで、ギャンブル問題に対処する自信はどれくらいついたでしょうか。

下記の表に〇をつけてください。

f:id:NICK8000:20180904212130p:plain

 

いろいろやってみて、準備と自信についても自分の中で変わってきたのではないでしょうか。

 

私はこうなりました。

f:id:NICK8000:20180904212243p:plain

以前も両方100にしましたが、前回の100と今回の100はまた意味合いが違うような気がしています。

 

そして100にはしましたが、今後も自身の引き金や渇望に対しては気を付ける様にしていこうと考えています。

ギャンブルのスリップと再発

このプログラムに参加する前のあなたのギャンブル問題はどのようなものだったでしょうか。あなたにとってギャンブルはメリットが小さく、デメリットが大きなはずです。

にも関わらず、あなたはギャンブルを続けてデメリットを大きくし続けてしまっていたのではないでしょうか。

 

第1回のセッションを振り返ってみましょう。

f:id:NICK8000:20180904213728p:plain

①~③まで過去のセッションでの記載した内容を振り返ってみて記入してください。

 

確かにこんなこと書いたな、と改めて自身の問題点に気が付けるはずです。

 

私の記載内容はこちらになります。

f:id:NICK8000:20180904213955p:plain

ギャンブルに使う「お金」と「時間」が問題で、それによって日常生活が崩壊していっていたことが問題でした。

 

皆さんも再確認出来ましたでしょうか?

 

今あなたが思い出されている辛い状況に再度陥ること、それを再発と呼びます。

このプログラムの目標は再発を防ぐことでした。再発はいきなり起こるものではありません。再発は次の図の流れで起こります。

f:id:NICK8000:20180710210150p:plain

再発の前には必ずスリップがあります。スリップの前には 「ギャンブルをしたい」という強い渇望があります。

強い渇望の前にはわずかな渇望やギャンブルに対する考え方のクセが潜んでいます。

 

~中略~

では1つずつ確認していきましょう。

渇望はどのような時に起こるでしょうか。第2回のセッションであなたが明らかにした引き金について振り返ってみましょう。

f:id:NICK8000:20180904220633p:plain

人によって引き金はたくさんあったかと思います。

 

書けましたでしょうか?

 

私はこうでした。

f:id:NICK8000:20180904220718p:plain

お金(借金)が引き金でした。

 

他にもつまらない毎日の刺激に、という感覚が引き金になっていました。

 

しかし、あなた自身はギャンブルに問題があると自覚しているはずです。

にもかかわらず、問題のあるギャンブルを続けていたのは、ギャンブルに対する考え方のクセによって、自分自身をだましてしまっていたからでした。

 

第5回のセッションであなたが明らかにした、ギャンブルに対する考え方のクセについても振り返ってみましょう。

f:id:NICK8000:20180904221605p:plain

前回チェックを付けた内容で、特に意識するものを4つ書いてみましょう。

 

私はこうなりました。

f:id:NICK8000:20180904221648p:plain

この中でも既に矯正されたものは「ギャンブルをしないと退屈である」ですかね。

 

実際辞めてから他のことにお金や時間を使うと想像以上に有意義に過ごせます。そして退屈を感じない程、忙しいです。

 

ここで改めて確認出来ました。

スリップについて確認しましょう

■スリップから抜け出す方が、再発から抜け出すより楽です。

■強い渇望から抜け出す方が、スリップから抜け出すより楽です。

■軽い渇望や考え方のクセから抜け出す方が、強い渇望から抜け出すより楽です。

■すべての引き金と渇望を避けること、つまりギャンブル問題回路を眠らせたままにできれば最高です。

■ギャンブルを止めようとし始めの時期は特に、スリップしてしまいがちです。それは回復の過程で起こりうることです。

■ギャンブルを続けてするかどうかの判断を先延ばししてみましょう

■対処法を試してみましょう

■スリップは失敗ではなく、成功のもとです。

■スリップの罪悪感、絶望感はいずれ薄れてきます。「嘘」をつき「借金」して、再発してしまうと罪悪感、絶望感はひどくなります。

■この経験を活かして、再発を防ぎましょう。

■誰かにスリップを告白しましょう。

■どのような流れでスリップが起こったのか、これまでのセッションで使ったシートを埋めてみましょう。

■スリップまでの流れを支援者と一緒に確認して、対処法をアップデートしましょう。

■余分なお金は手放しましょう。

 

 

沢山ありましたが、要はこのプログラム上では「スリップ」は大変だけどまだ止めれる段階として位置づけされています。

 

1回行ってしまったからもう終わりだ。ではなく、そこから前向きに再発防止を考えよう、との内容でした。

 

ちなみに、この時看護師さんは

 

「このスリップしたときに大勝ちしてしまったら、そのまま再発まで一気に行ってしまうかもしれません。もし負けたなら、それはまだ戻れるチャンスがあると思います

 

 と話されていました。

「嘘」と「借金」

次のような状況を想像してみてください。

 

このプログラムに参加後、ギャンブルをせずに3か月が過ぎようとしています。ギャンブルをしない生活が続けられるか半信半疑だったあなたも、もしかしたらこのまま止め続けられるかもしれないと思い始めています。

最初は本当にギャンブルをしていないのか疑っていた家族も、少しずつ自分を信用し始めたようです。

 

あなたは3か月ギャンブルをしなかった自分へのご褒美に、友人たちとの食事会に参加することにしました。

あなたは食事会のある店まで来たところで待ち合わせ時間を1時間間違えている事に気が付きました。そこで(パチンコ屋)があって、気が付いたらあなたはギャンブルをしていました。

食事会の為に持ってきた現金はもうほとんどありません。やってしまった。自分はなんてダメなんだ。ギャンブルを止めるなんて自分には無理なんだ。

絶望しているうちに待ち合わせ時間がやってきました。

 

あなただったら、どうしますか?

 

f:id:NICK8000:20180904225353p:plain

ここで最も避けたいことは

・「嘘」と「借金」です

 

皆さんならどうされますか?

かなりキツイ状況かと思います。

 

私はこう書きました。

f:id:NICK8000:20180904225529p:plain

こんな状況であれば、絶対食事会には行かないと思います。

 

どう考えてもやっぱり私は「嘘」をついてしまうと思います・・。

 

ただ「借金」はしないかと思います。実際に700万もの借金があった時でも知り合いからお金を借りた事は1度もありませんでした。

 

この問題・・精神的にきついですよね。ただこれを自覚したうえでの次の対策です。

 

・嘘と借金はスリップを再発に結びつけます。

f:id:NICK8000:20180904231050p:plain

 上記の表を埋めてみましょう。

 

私はかなり悩みましたが、こう考えました。

f:id:NICK8000:20180904231141p:plain

考えてはみましたが、かなり難しかったです。

 

私はギャンブルに関しては、嘘ばっかりついて生きてきたので、このセッションの時間だけでは対処法が見つかりませんでした。

スリップや再発の危険となる人生の出来事を考えよう

どんなに注意して、真剣にギャンブル問題に対処していたとしても、人生にはギャンブル問題の危険がいつでも起こりうることを再認識しましょう。という時間でした。

f:id:NICK8000:20180904232258p:plain

これらの出来事に遭遇したときにスリップする危険性が高まります。またスリップから再発に移行する危険性も高まるのです。

~中略~

あなたがこれらのような出来事に遭遇したときには、緊急事態モードに入りましょう。

 

この中で言えば私の再発リスクが高い状況は「離婚」ですかね・・。

 

私が今克服しようとしているのも、全ては家族と幸せに暮らす為なので、それが崩壊してしまった場合に自分のギャンブルの渇望がどうなってしまうのかは、考えたこともありませんでした。

緊急事態モード

■まず自覚しましょう。「自分はスリップ、再発の危険性が普段よりも高い状況にある」

 

■家族、友人、同僚や支援者に対して、普段よりもスリップ、再発の危険性が高いと伝えましょう。

 

■セッション2と3を振り返って引き金となる刺激を確認し、普段よりも細心の注意で刺激を避けましょう。

 

■セッション4を振り返って、計画通りの生活を心がけましょう。

 

■セッション5を振り返って、偏った考えが浮かんでこないか、普段よりも細心の注意でチェックしましょう。

 

■緊急事態脱出計画を実行しましょう。

緊急事態脱出計画を作ろう

スリップ、再発の危険性が高いとき、ギャンブルをしたいという強い欲求に襲われたとき、わたしは以下の事をします。

f:id:NICK8000:20180904234522p:plain

ここに自分が緊急事態モードを抜け出すための対処法を書いて決めておきましょう。

 

私はこう書きました。

f:id:NICK8000:20180904234826p:plain

 

スリップ、再発の危険性が高いとき、ギャンブルをしたいという強い欲求に襲われたとき、わたしは以下に連絡をします。

f:id:NICK8000:20180905000536p:plain

これについては私は・・・

 

何も書けませんでした。

 

誰にもギャンブルの事は言ってないですからね。

 

医療従事者の方に初めてこの事を言いましたが、借金・破産までいってて友人や家族の誰1人知らないというのはかなり稀なケースです。と言われました。

 

それによって私は頼れる人は誰もいないので、もし1度でもスリップして大勝ちしてしまったら・・再発までノンストップで転がり落ちるでしょうね・・。

 

この点については最後まで対処法が思いつかず、私は課題が残りました。

最後に

よく「あいつはスリップした。終わりだ。」というニュアンスで言われているのを聞きますが、この治療の中ではスリップと再発は違うというのが特徴的ですよね。

 

むしろ「失敗は成功のもと」とまで書かれています。

 

これ理由の一つとしては、医療者の立場からすれば受診されなくなる事が一番困るからじゃないかと思います。

患者が来なくなればどんな良い治療を用意していても無駄ですからね。

 

皆さんは私と違って自分がギャンブルをしている事を知っている人が1人や2人いるかと思うので、その方達に協力を求める事で「嘘」や「借金」を重ねることなく、対処できるといいですね。

 

かなり長くなってしまいましたが、全6回お疲れ様でした。

 

治験の内容はこれで最後になりますが、また「治療」という内容で新しい物を見つければ、体験して・発信していきたいと思います。

 

長い文章読んで頂きありがとうございました!

それでは!