一生秘密ブログ

20代でギャンブル依存症、借金、自己破産を経験しました。今同じ悩みを持つ方のお役にたてれば幸いです。

【調べてみた】スロットの計算しつくされた依存システムに驚愕した件

f:id:NICK8000:20181031214108j:plainこんにちは!

いつも見て頂きありがとうございます!

 

日本はギャンブル大国だと言われ、その内訳を調べると「パチンコ・スロット」への依存が8割とも言われています。

 

パチンコ・スロットは何故そんなに依存しやすいのでしょうか?

 

という事で今回それを調べるべく、論文をあさってみました。

私の予想

調べる前からある程度の予想はしていました。恐らく光量・色・音など依存しやすい種類が調査されていて、それを元に作ってるんだろうなと考えていました。

 

私がメーカーの社員なら当然データに基づいて熱中しやすいように作りますし、それを裏付ける様に、色だけで考えてもパチンコ・スロットではこぞって「青⇒緑⇒赤」の順番に期待させる様に作っています。

 

店内や台から流れるBGMもアップテンポの曲が多いですし、とにかく熱中するようにしているんだろうと思っていました。

 

ただ、調べてみるとそんな甘い物ではありませんでした・・。

PubMedで調べてみた

調べ方はPubMedという医学系の文献検索システムを使って調べました。全文のダウンロードは有料なものが多いですが、Abstract位なら無料でも読めます。

 

ただ、今回は本気で気になったのでとある論文を全文ダウンロードしてしっかり読みました。

 

英語が苦手な私でもグーグル翻訳にかければある程度正確に読めます。

とある論文を読んでみた

気になったのが「Electronic gaming machines: are they the‘crack-cocaine’ of gambling?」 という海外の論文です。

 

日本語に直すと

「電子ゲーム機(EGM)はギャンブルのコカインか?」です。

 

これは2004年にオーストラリアの保健科学学校のニッキー・ダウリングさん達が書いたもので

スロット台の依存性についてまとめたレビュー論文の様な内容です。

この方は大学教授さんとかですかね?

 

この文献はリファレンスだけで2ページもある程引用文献も多く、かなり参考になりました。その為かなり内容のボリュームが凄くて書ききれないのと、著作権を意識した書き方が勉強不足で怖いのもあり、今回はかなり限定的に書きますがご了承ください。

 

ちなみに本文に書いてあった雑学ですが、世界で最初に作られたスロットは1895年にアメリカのチャールズさんが作った 「Liberty Bell」という台だそうです。どうでもいいですね・・。笑

 

本題に戻り、気になった箇所のみ見ていきます。

視聴覚効果

 

Sound effects are employed to replicatethe sound of the traditional mechanical reels rotating(Dickerson 1996) and to indicate winning through   theuse of buzzers, musical tunes and coins falling into metaltrays.

引用:2005 Society for the Study of Addiction(P42)

 

これは聴覚の音響効果について書かれていますが、特徴的なのは「coins falling into metaltrays」の部分です。

 

メダルの払い出し音ですら、勝利を連想させるために計算されている様です。

恐くないですか?

 

確かに、私も過去スロットアプリで経験がありますが、無音でやるのとメダルの払い出し音有りでやるのでは、全然興奮度合いの感覚が違いました。つまりはホール特有の特性にも依存していた訳ですね。

 

 An early study examining the effect of coloured lightingfound that when   the gaming venue was illuminatedin red lighting, non-gamblers placed   more bets and lostmore money than when the venue was illuminated   inblue lighting (Starket al.1982).

引用:2005 Society for the Study of Addiction(P42)

 

これは視覚効果の部分です。

 

和訳すると非ギャンブラーはゲーム場を赤く照らした方が、青く照らした時より多くのお金を賭けて、多くのお金を失った」と書いてあります。

 

これは予想でも書きましたが、まさに今の日本のギャンブルでも使われてますよね。

ただ恐いのは、こんな事が36年前の1982年の段階で実験され、わかっていたという事です。

 

この引用文献も面白そうなので機会があれば別の記事で詳しくご紹介します。 

 

この他にも沢山触れられていましたが、特徴的なものを取りあげてみました。

イベント頻度の影響

論文中にはスロットが依存度が高いと言われる予想外の理由も書いてありました。

 

Modern electronic gaming is perceived as the most ‘continuous’gambling activity ,

引用:2005 Society for the Study of Addiction(P40)

 

本文ではP40の「リール速度と支払間隔」の項目に書かれてれています。

 

これを和訳すると現代の電子ゲーム(スロット)は、最も連続的なギャンブル活動として認識されている」となります。

 

この前には「賭け事の配置と結果の決定の短い時間間隔での賭博活動は、連続的な賭博形態として定義される」とも書かれており、

 

つまりはパチンコ・スロットは連続的な賭博行為だという事です。

 

パチンコやスロットは1回行くだけで数100回~数1000回もリールを回します。1回転ごとにイベントと報酬が発生(決定)するという事で、それが他のギャンブルとは大きく違うと書かれていました。

 

確かに考えたことがありませんでしたが、競馬や競艇は1日10数レースしかないのに対して、圧倒的にイベントの発生数・それに伴う緊張と緩和の連続度合いが違います。

 

以前【驚愕】洗脳のやり方がギャンブルそのものだった件でも書いた洗脳のように、それだけ刷り込む機会が多くて依存しやすい、連続したギャンブルだという事ですね。 

全て計算しつくされている

この論文内で最も強調されて言われているのは「EGM(電子ゲーム機)はギャンブルの中でも最も依存誘発的である。」という事です。

 

タイトルでも「コカインか?」とまで書かれており、いかに依存するように仕掛けられているか触れられていました。その中でも主な理由としては、コンピュータグラフィックを利用した視覚効果や音響効果によるものであるとされています。

 

今はこの論文が出てから更に10年以上が経ち、パチンコもスロットも各メーカーがより依存する様に進化した技術を惜しみなく使っている事かと思います。

当然ですが、

 

全ては商売として

 

全てはお金を使わせる手段として

 

計算しつくされています。

最後に

長くなってしまったので、もっと書きたいこともありましたが次回にさせて頂きます。

 

私の様に、何故自分がこんな物に依存してしまい、何故こんな物で人生が狂ってしまったのか、知りたいと思っている人も多いのではないかと思います。

 

私が代わりに調べますので、また面白いものがあれば自分が納得する為にも共有させて頂きます。ご参考にして頂ければ幸いです。

 

いつも見て頂きありがとうございます!

それでは!