【調べてみた】オンラインギャンブルの危険性について

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こんにちは!

いつも見て頂きありがとうございます!

 

あるギャンブル依存症の調査を見ると、その原因の大半は「パチンコ・スロット」であると言われています。

 

実際私がギャンブル依存症になった主な原因もこの「パチンコ・スロット」でした。

 

ですが、近い将来これが大きく変わってくるのではないかと予想しています。そしてその「パチンコ・スロット」に置き換わるものが「オンランギャンブル」ではないかと思います。

 

今回はパチンコ・スロットが主流な今のうちにオンラインギャンブルとその危険性について書いておきたいと思います。

オンラインギャンブルとは

オンラインギャンブルは、主にはネットを介して行うギャンブルの事で、店舗に行って行うオフラインギャンブルと分けて考えられます。

 

種類としては「競艇」「競馬」等から最近は「オンラインカジノ」なるものまで出てきているようです。

 

競馬については会社の先輩がやっていたり、オンラインカジノについても先日このブログでも書きました。↓

www.issyouhimitu.com

かなり身近になりつつあるこのオンラインギャンブルですが、今のうちにその危険性について触れておきたいと思います。

オフラインギャンブルと比べてどうなのか?

オンラインギャンブルの危険性について、とある海外文献に参考になりそうなものを見つけましたのでご紹介させて頂きます。

 

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これは「シンガポールにおけるオンラインギャンブルについての横断研究」の論文で、国家依存症管理サービス機構のNAMSの報告です。

 

詳細は割愛しますが、概要としては2014年3月から2015年にかけてNAMSに外来診療に来た患者さん100名を対象に質問用紙にてギャンブルについての質問をし、解析をしています。

 

ちなみにこの調査の中でのオンラインギャンブルは「サッカー:90%」「その他のスポーツ:44%」「オンラインカジノ:27%」となっています。 

 

では、早速この結果の中で特徴的なものをいくつかピックアップしてみます。

1.勝ち負けについて

最も気になる部分かと思います。

 

初めて手を出す方も「勝てそう」「勝ちやすそう」という所から入るのではないでしょうか。

 

では下記が勝ち負けについての記載の抜粋です。

 

there were significant differences found with regard to the amount of money bet. The median largest ever debt incurred as a result of online gambling ($20,000) was significantly more than that due to offline gambling ($500) (Z = -4.17, p < 0.001). As for the biggest ever loss, the median loss by participants was significantly larger from online gambling ($7000) (Z = -2.73, p < 0.01) compared to offline gambling ($2000). 

引用:Int. J. Environ. Res. Public Health 2018, 15, 832; doi:10.3390/ijerph15040832

 

【訳】

◆【賭け金の金額には大きな違いが見られました。オンラインギャンブル($ 20,000)の結果として発生した最大の負債の中央値は、オフラインギャンブル($ 500)によるものよりも大幅に大きかった。】

 

◆【これまでの最大の損失については、オフラインギャンブル(2000ドル)と比較して、オンラインギャンブル(7,000ドル)で参加者の損失の中央値が大幅に大きかった

 

という事で、オフラインギャンブルに比べてオンラインギャンブルは

 

・負債額が4倍になっている

 

・過去最大の損失額が3.5倍になっている

 

事がわかりました。

やはり簡単に出来ることから、多くのお金を注ぎ込んでしまう事が伺えます。

2.オンラインギャンブラーの声  

そして以下はオンラインギャンブラーがどう感じているのか、についての抜粋です。

 

Whilst a good proportion of our sampled cohort had gambled online, 75.0% of them reported that the harm associated with gambling on society far outweighs the benefits. 

引用:Int. J. Environ. Res. Public Health 2018, 15, 832; doi:10.3390/ijerph15040832

 

【訳】

◆【サンプリングされた集団のかなりの割合がオンラインでギャンブルしていた一方で、75.0%の人が、ギャンブルに関する社会的損害がメリットを上回ると報告しています。】

 

オンラインギャンブルをした大半の人間は、社会的損失によるデメリットが大きいと感じているという結果でした。

 

つまりはやらなきゃ良かった。と後悔しているという事です。特に経済面については97%の人が後悔している様です。

3.始めたきっかけ 

そしてここが最も怖い部分ではないかと思います。

これらの人がオンラインギャンブルを始めたきっかけと理由についてです。以下の記載になります。

 

The vast majority (82.0%) were introduced to online gambling by their friends, and the most common reason provided for the initial attraction was the ease of access (85.0%). 

引用:Int. J. Environ. Res. Public Health 2018, 15, 832; doi:10.3390/ijerph15040832

 

【訳】

◆【大半(82.0%)が友人の紹介によりオンラインギャンブルをはじめました。最初の誘因の最も一般的な理由はアクセスの容易さ(85.0%)であった。】

 

きっかけは友人の紹介が大半です・・。

しかもアクセスの容易さが理由です。

 

最初のこの軽はずみな一回が後の人生で「死にたい」と思う程の辛い経験の始まりになる事は、既にギャンブル依存症の経験がある方ならわかるかと思います。

依存性と治療について

ちなみにオンラインギャンブルは特に夜中にやる事が多く(37%)自身が依存的になってしまっていると感じている人は84%もいたそうです。

 

当然ですね。夜中にもできてしまうなら、夜通しやるでしょう。寝る時間も削るでしょう。1度でも大きな勝ちを経験すれば、日常生活が崩壊するまではそう時間はかからないはずです。

 

また、このオンラインギャンブルは携帯電話スマートフォンでやっている人が大半だったそうです。

 

この事から治療する事も困難になるのではないでしょうか?

 

依存症の治療では、まず依存対象から徹底的に離れる事になります。

 

このご時世、治療だからとスマホを一生手放せますか

 

もしそれを拒否したとして、手元にあるスマホを簡単に操作すればまた出来る状況の中、一生我慢できますか

 

この事を考えれば、軽はずみな気持ちでオンラインギャンブルに手を出してはいけない事をわかって頂けるのではないかと思います。

 

治療ハードルも高く、強烈な誘惑の中、一生を棒に振る事にもなります。

今後の流れを予想する

日本でもキャッシュレス、電子マネー化が進んでおり、オンラインギャンブルが主流になるまで、そう時間はかからないかもしれません。

 

実際に今でもオンラインで出来る競馬などは多くの人が手を出しており「これはスポーツだ」とも言われ始めています。

 

今後はオンラインカジノも活発化してくるでしょう。そして「友人紹介キャンペーン」なども始まり、いつか友達から紹介メールが届くようになるかもしれませんね。

 

最初の1回。

 

その時の最初の1回には絶対に手を出さないで下さい。容易に手を出せば、勝っても負けても確実に地獄をみます。

最後に

私はオンラインギャンブルはあまりやった事がありませんが、もしやっていれば今の様に回復に向かう事は難しかったかもしれません。私は仕事柄スマホは必需品です。

 

一生手元にある誘惑から逃げる事は、今の私では絶対無理です。

 

 「ネットでギャンブル」

 

簡単で、便利で、楽しそうで、聞こえはいいですがその裏にある代償についても、今一度考えて頂ければ幸いです。

 

いつも見て頂きありがとうございます!

それでは!