こんにちは!
いつも見て頂きありがとうございます!
皆さんはギャンブル依存症について、またはその治療についてどう調べていますか?
色々な情報が飛び交っている中、何が本当かわからなくなってきますよね。
今回は1つ気になる情報を見つけたので、それについて書かせて頂きます。
ウィキペディアの記載
皆さんグーグルで「ギャンブル依存症」と検索すると何が1番最初に出てくるかご存知でしょうか?
この様にウィキペディアが最初に出てきます。
信憑性が低い情報もありますが、基本ここでは書籍や文献を基にした情報が載っています。
私も最近見ていたのですが、1つ気になるものがありました。
それは、5の治療の項目の中の「ギャンブル障害の真実と迷信」の部分です。
ギャンブル依存症の真実と迷信
先に書きますが、かなり戸惑う様な内容です。
いくつかありますが、特に気になった部分を抜粋して図に書きます。
下2つは個人的に気になった部分ですが、特に上2つに衝撃的な内容があります。
「ギャンブル依存症は日本では80%の自然回復が推定される」
「一旦ギャンブル障害になってもコントロールギャンブラー化するものは多い」
衝撃じゃないですか?
ちなみにこの他にも、
一般的に、家族に共依存の問題に向き合ってもらうことは効果的である →「×」:共依存、イネブラーなどの用語で、いわゆる依存者の依存行動を支える者の存在が示され、その支えがある故に依存行動から離脱できないといった見解があり、家族は突き放すべきといった主張があるが、そのエビデンスはほとんどなく、むしろ家族の協力や支えが回復または適応に役立つとするエビデンスが多い。
(ワイリー・ブラックウェル ギャンブリング障害ハンドブックより)
という様な記載がありました。
あとエビデンスと言うのは「科学的根拠」つまりは「データ」の事です。論文化しているのかわかりませんが、とにかくデータがあるのでしょう。
どれ程のエビデンスなのかはわかりませんが、これが本当なら日本のギャンブル依存症の治療とズレが出てきます。
今の日本の治療ではギャンブル依存症の回復には一切ギャンブルを断たなければいけないはずです。
(確かに自然回復しないなら、どんどんギャンブル依存症の人は増え続けるはずだよな。でも80%も??もし本当なら依存症は一生治らないっていうのはなんなんだ。回復の定義が違うのか?重症度によって回復率が違うのか?)
訳がわからなくなってきました。
という事で、根拠となる文献を読んでみる為にも、まずはこの記載元である「ワイリー・ブラックウェル ギャンブリング障害ハンドブック」というのを探してみる事にしました。
※全文が気になる方は見てみてください
ギャンブルリング障害ハンドブック
ネットで検索すると、わざわざ日本語訳したものがある様で、それがヒットしました。
日本語訳版を出しているのは「日工組社会安全研究財団」という所のようです。
なんの団体か知りませんでしたが、30年ほど歴史があり、犯罪のない安全で安心な社会を作る事が目的だそうです。
ただ役員名簿を見ると・・
ギャンブル側の人が沢山いました。
・・この時点で少し危ない匂いはします。。
この様な役員編成なら「ギャンブル依存症はほぼ自然治癒します」「コントロール化できます」というエビデンスをまとめたハンドブックを広めるのは、メリットが強いですからね。
ただ研究自体に利害関係があるかはわかりません。
とにかくハンドブックを1度読んでみたい・・・。
日本語版の入手方法
このページの下の方にハンドブックの入手方法が書かれていました。
「研究者・支援機関等にはご希望の場合、配布しています。」
・・・無理かも。
と思いましたが、何事もまずは行動!という事で電話してみました。
普通に電話もつながり、事情を説明したところ担当者さんに代わってくれました。
担「ギャンブリング障害ハンドブックについてですね?」
私「はい、これを読みたいのですが、法人等しかもらえないのでしょうか?」
担「いえ、研究者さんなどでも大丈夫ですが、そちらは・・?」
私「あ・・え~っと。心理カウンセラー!を目指してる・・・、と言いますか・・ギャンブル依存症を勉強している・・と言いますか・・。」
担「あ、わかりました!お送りしますので住所を教えてください。」
え!?!?!
いけたーーー!!!良かったーーー!!笑
という事で、後日自宅に届く事になりました。
常識を変えるエビデンス
基本、病気の治療における「常識」というものは全てエビデンス(データ)に基づいています。
あれほど昔では常識であった傷口の処置での「消毒」や「乾燥させる」といった事も、今では非常識になっています。それは消毒をする事によって白血球まで破壊し、傷の治りを遅らせるという「エビデンス(データ)」が出たからです。
この様に日々いろんな治療法は研究の結果によって変わっており、場合によってはそれまでの常識を覆す事もあり得ます。
先程のギャンブリング障害ハンドブックも最新のエビデンスを基に記載されている物になります。今までの常識を覆す事が・・あるかもしれません。
最後に
また本が届き次第、このウィキペディアにも書かれている情報の引用文献を探し、このブログで書かせて頂きます。
もし信憑性が低いならウィキペディアからも削除した方が良いでしょうし、とにかく早く読みたいですね。
ただ現状の私の感覚では、借金も重ねていた私の様な重度のギャンブラーは絶対コントロールなんて出来ないと思うので、引き続きギャンブルは一切断つことをお勧めします。
いつも見て頂きありがとうございます!
それでは!