余裕がなくて大事なものを見失った件

f:id:NICK8000:20190127221916j:plain

手をパーに開いて、その指の間をペンの先でトントンする遊びがありました。名前は知りません。

 

ゆっくりやればなんて事はありませんが「ペンの先が尖っている」「失敗したら罰ゲーム」という様な状況や、時間制限があれば誰でも緊張すると思います。

 

「電撃イライラ棒」なんていう番組も流行りました。

 

鉄枠の間を当たらない様に棒を通していくゲームですが、途中大きな音や風等の嫌がらせもあり、少しでも鉄枠に触れれば爆発します。いつもハラハラ・イライラしながら観ていました。

 

なんてことない状況でも、その状況や条件によって余裕がなくなれば、感じ方は大きく変わるものだと思います。

 

今回は私がギャンブル依存症で余裕がなかった時の事について書かせて頂きます。

私のギャンブルの状況・条件

私が必死でギャンブルをしていた時の状況はこうでした。

 

◆平凡な収入

◆家族がいる

◆借金数百万円

◆ギャンブルをしている事は秘密

 

そして私のギャンブルをする時の条件はこうでした。

 

◆絶対に負けてはいけない

◆絶対に家族や親族にバレてはいけない

◆借金を返し終わるまで、それを続けないくてはいけない

 

正常でいれるはずがありませんでした。

異常な条件による変化

先程の様な異常な条件により、私はどんどん余裕がなくなっていきました。

 

「これ以上負けたら家族を巻き込んで人生が終わる。」

 

「家族にもバレずに借金を返すには、ギャンブルで勝つしかない。」

 

「何か勝つ方法があるはずだ。もっと良い勝ち方があるはずだ。」

 

どんどんギャンブルにのめり込みました。

 

毎日が不安で、怖くて、終わりが見えませんでした。

 

どんなに頑張ってもお金はなくなる一方で、自分の立ち回りが駄目なんだ、誰も知らない攻略法があるはずだ、もっと頑張らないと・・

 

もっと・・

 

もっと・・・。

 

 

辞めれば良いじゃん。

 

私はこう思うのに5年かかりました。

 

余裕がなさ過ぎて「辞める」という選択を選ぶ余裕も無くしていました。

時間をかける

冒頭の話ではありませんが、どんな簡単な事でも「10秒以内でやりなさい。」という時間制限があれば誰でも緊張して、余裕がなくなります。

 

逆に、時間をかける事ができれば、緊張感がなくなり、余裕が生まれます。

 

ギャンブル依存症は負けた分を「一気に取り返したい」という、時間に急ぐ病気です。

 

お金が無いからこそ、早く稼ぎたいと思いますが「本当の近道は何か?」と考えて、どうか一番の遠回りをして下さい。

 

時間をかけて遠回りをする事で、見失っていた事に気付くはずです。

 

そして最終的に遠回りこそが1番の近道だったという事にも気付けるはずです。

最後に

ギャンブルをしなければ「取り返さないと」と焦る事はありません。

 

月末引き落としの光熱費を使ってしまって、あと数日の間になんとかしないとと不安になる状況にもなりません。

 

思い出すだけで、辛い精神状態でした。

 

月末が近い今、既にこの状況の人もいるかと思います。

 

「取り返さない」

 

この選択肢がある事にも気付いて頂ければ幸いです。

それでは。